福井県立恐竜博物館には恐竜以外の展示もあるの?岩石や鉱物も展示がある?など気になる方も多いのではないでしょうか。福井県立恐竜博物館では地学の分野に関する地球の科学ゾーンがあり、恐竜や化石と密接にかかわっている堆積物や岩石、マグマ、鉱物などが学べます。
この記事では、恐竜博物館に100回近く行っている私が、地球の科学ゾーンでおススメの展示や代表的な展示をご紹介していきます。
地球の科学ゾーンはどこにある?

地球の科学ゾーンは本館1Fにあります。メイン展示の恐竜の世界ゾーンとつながっているエリアです。
入り口ゲートからですと、エスカレーターでB1Fに降りて、ダイノストリートを通りカマラサウルスの産状化石の階段を上った裏側にあります。
もし、ベビーカーや車いすなどでエスカレーターを利用できない場合は、本館3Fミュージアムショップを通り過ぎたところにあるエレベーターで本館1Fに降ります。左に行くと日本とアジアの恐竜コーナーがありますので、通り過ぎたところでU字に曲がると内周沿いにスロープがありたどり着くことができます。
地球の科学ゾーンの展示内容

地球の科学ゾーンには、水と火をテーマとした地球に関する展示があります。
地球科学の歴史、陸と海の堆積物、化石と年代、隕石、地質調査、地震、岩石や鉱物など、恐竜や古生物を学ぶ上で関係の深い展示がされています。
陸の堆積物

地層や珪化木などの展示があります。
虫入りの琥珀

虫入りの琥珀はジュラシックパークを思い出す方も多いのではないでしょうか。
マンモスの毛

永久凍土の中にあったマンモスの毛です。質感などが現代の動物のものと同じで生きていた当時を彷彿させます。
海の堆積物

カキや貝が生きていた場所で化石になった物と命を終えてから運ばれて化石になった物の違いなどが展示されています。
化石と年代

貝化石は示準化石にもなります。示準化石とは、特定の時代に産出される化石で、地質や地層の年代判定に使われます。
海の中の示準化石

三葉虫やアンモナイト、腕足類などがあります。
隕石

ギベオン隕石

ガラスケースには入っていない状態で実際の隕石を見ることができます。メタリックな光沢があります。
石を調べる

地球の科学ゾーンで、最もおすすめしたい展示は、この「石を調べる」展示です。
人気のこの展示は「岩石テーブル」と呼ばれています。

岩石テーブルを回し、岩石にスコープカメラを当てると説明や顕微鏡で見た状態を画面で確認することができます。3台あり、それぞれ堆積岩、火成岩、変成岩のテーブルとなっています。
子ども達に大変人気で、3台とも順番待ちしていることも。
地質調査・地層

地質調査のフィールドワークで使われた道具などが展示されています。また、地層の説明もあります。
地層模型


実際に触ってスライドさせることができます。地層の断面がミルフィーユ状に重なっていることが体感的に分かる模型です。
地震が語るもの

活断層についての展示です。
地震は、地下に蓄積した歪みのエネルギーが断層によって解放され、地震波として振動を引き起こす現象です。
マグマから出来た岩石

このような岩石が地球内部から吹き出て来ています。
鉱物

鉱物の展示も様々な種類が置いてあり、おすすめのコーナーです。

中でも面白いのは、文字が浮き出し見えたり、二重に見えたり、透けて見える鉱物です。不思議ですね。
不思議な鉱物に子どもだけでなく、大人も興味津々になるコーナーです。

誕生石がずらりと並んでいます。
こちらは4月の誕生石、ダイアモンド。

原石から宝石レベルにまで磨かれた状態のものを見比べることができます。

初めはこんな原石の状態だったのですね。
地球のすがた

ホットプルーム、コールドプルーム、海溝などの説明板と大きな模型があり、地球の壮大な成り立ちや姿が分かります。
また、地球誕生から、巨大化した太陽に飲み込まれて地球消滅になるまでの大陸の位置等が分かる画像もあります。
まとめ
地球の科学ゾーンの展示はいかがでしたか。
恐竜の化石が出来るまでには、地層や岩石などの地球のダイナミックな活動が関係しています。いわゆる地学の分野ですね。
少し難しい内容ですが、岩石テーブルがあったり、文字の浮き出る鉱物があったり…
お子さんも興味を持ってもらえるように展示が工夫されています。地学が苦手だった大人も楽しめるゾーンです。
ぜひ福井県立恐竜博物館を訪れる際は、地球の科学ゾーンも楽しんでくださいね。




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