福井県立恐竜博物館は広い展示スペースと膨大な展示数を誇りますが、決まった見学順路がありません。そのため、Googleやアソビューの口コミでは、同じ場所を歩き回って疲れたという声も。
特に、常設展示室は4500㎡もの広さの中に1000点以上の展示があり何度も同じ場所を通ってしまったり、重要な展示を見逃してしまうことがあります。
この記事では、100回近く恐竜博物館を訪れている私の経験を基に、効率的に全ての恐竜の全身骨格を見られるルートをご紹介します。この見学ルートに従えば、通常では見落としがちな展示も含め、館内の全エリアを網羅することができ、初めての方はもちろん、リピーターの方も新たな発見があることでしょう。
福井県立恐竜博物館で恐竜の展示を全部見られる効率的な見学コース!
まずは入館からスタートです!
- 入館(本館3F)
- ダイノストリート(本館B1F)
- カマラサウルスの産状化石(本館B1F)
- 恐竜の世界ゾーン~ 恐竜の繁栄~(本館1F)
- 恐竜の世界ゾーン~ダイノシアター&ジオラマ~(本館1F)
- 日本とアジアの恐竜~福井の恐竜コーナー~ (本館1F)
- フクイラプトルロボット (本館1F)
- ダイノラボ (本館1F&2F)
- ダイノギャラリー (本館1F)
- 化石クリーニング室 (本館1F&2F)
- 日本とアジアの恐竜コーナー (本館1F)
- 恐竜の研究・発掘史/恐竜のイメージの移り変わり(本館1F)
- 地球の科学ゾーン(本館1F)
- 質問コーナー (本館1F スロープ前)
- スロープ(2Fへ)
- 生命の歴史ゾーン (本館2F)
- 化石クリーニング室シアター(本館2F)
- ビデオライブラリー (本館2F)
- ダイノライブラリー (本館2F)
- 新館連絡通路 (本館2F)
- 見える収蔵庫(新館2F 通路)
- 見える収蔵庫(新館2F&1F エレベーター前)
- 恐竜の塔 (新館1F)
- 特別展示室 (新館1F)
- 多目的ホール(新館3F)
- 化石研究体験室(新館3F)
- ホワイエ(新館3F)
- 授乳室(本館3F)
- 福井県立大学恐竜学部オープンラボ(本館3F)
- ガイダンスルーム&講堂(本館3F)
- キッズルーム(本館3F)
- ダイノテラス(本館3F)
- ミュージアムショップ(本館3F)
- レストラン(本館3F)
- 出口ゲート(新館3F)
- まとめ
入館(本館3F)

本館3Fの正面玄関から入館します。
第一駐車場がすでに本館3Fです 。

ちなみに、朝一番や各時間帯の入場開始時間前になると正面玄関前には行列ができます。
案内スタッフが持つ「最後尾」のプラカードを目印に並んでください。

チケット(観覧券)がある場合は、真っ直ぐゲートへと進みます。持っていない場合は、左手の券売機または総合受付へ。

チケットのQRコードを見せて、ゲートを通過します。
混雑する日はゲート通過までに15分以上かかることも。

目の前に見えるのが、長~いエスカレーター。地下1階まで一気に下っていきます。
なんと、このエスカレーターですが、33メートルもあります!北陸最長だそう。
ダイノストリート(本館B1F)

地下1Fに到着。ダイノストリートでは、通路の壁に年代順に古生物の化石が展示されています。
カマラサウルスの産状化石(本館B1F)

ダイノストリートの先には、カマラサウルスが発掘された時の状態が分かる展示があります。
恐竜の世界ゾーン~ 恐竜の繁栄~(本館1F)

いよいよ本館1F「恐竜の世界ゾーン」に入ります。福井県立恐竜博物館のメイン展示はここからです。
恐竜の世界ゾーンには、なんと51体もの恐竜の全身骨格が所狭しと並んでいます!
ティラノサウルスロボット

階段を上り、恐竜の世界ゾーンに入ると真っ先に目に入るのは、福井県立恐竜博物館の名物ティラノロボットです。
かなりリアルで迫力あります。
ここで写真を撮る方が多いため、開館から10分足らずでかなり混み始めます。時間に余裕がある方は、さらっと見るだけにして、夕方もう一度来れば、人が減っていて写真が撮りやすくなります。

恐竜の世界ゾーンでは、ティラノロボット向かって左手に「竜盤類」があります。
「竜盤類」は、肉食のティラノサウルスやタルボサウルス、草食で首と尾の長いブラキオサウルス等、ザ・恐竜というイメージのものが多い種類です。

そして、ティラノロボ向かって右手に「鳥盤類」があります。
「鳥盤類」は、トリケラトプスやステゴサウルス等のユニークな形で草食のものが多い種類です。
「竜盤類」と「鳥盤類」は、骨盤の形の違いで大きく2つのグループに分かれています。 それぞれの骨盤にある恥骨が、どの方向に伸びているかによって竜盤類と鳥盤類が分かれています。

「竜盤類」は、恥骨(赤く色づけした部分)が下に伸びています。

一方、「鳥盤類」は、恥骨が坐骨と並行に後ろに伸びています。
実際に、ティラノロボットの右手直ぐ近くの「鳥盤類」の代表から見ていきましょう。
サウロロフス

「トサカのあるトカゲ」という意味の名前で、後ろに長く伸びたトサカが特徴です。
格闘化石

続いて、鳥盤類のプロトケラトプスと竜盤類のベロキラプトルが格闘中に化石になったものです。
よく見ると、ベロキラプトルのかぎ爪がプロトケラトプスの頭部に食い込んでいます!臨場感たっぷり!
タルボサウルス

アジアのティラノサウルスと呼ばれる迫力のある恐竜です。

先ほどご紹介した草食恐竜のサウロロフスを狙っているタルボサウルス。走り出した跡が地面に表現されています。
このように、細部までこだわって演出されているのが福井県立恐竜博物館。ディズニーランドで隠れミッキーを探すような感じですね。何度訪れても楽しめます。
恐竜の繁栄 ー 竜盤類エリア
ここからは、先ほどのタルボサウルスに代表される竜盤類のグループをこのルートで見ていきましょう。

グループ毎で進化の順に見ていきます。理解しやすくて効率的なルートです。
グループの順番は、以下の通りになっています。
竜盤類>獣脚類
まず、竜盤類の中に属する獣脚類です。獣脚類は、かぎ爪と中空の骨を持つのが特徴のグループです。
竜脚類>竜脚形類
続いて、竜脚類の中に属する竜脚形類を見ていきましょう。竜脚形類は、体にしては小さな頭と長い首を持つのが特徴です。
竜盤類の展示は、リニューアル後に新しい展示が多数加わりました!







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